【ちりつもダンクの考え】セミリタイアを目指す人は育児休職を取得した方がいい?!

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育休!

少し前に、【育児】育児休業給付金の延長申請を実施。改めて感じる給付金の安定性という記事で

育児休業給付金による生活の安定感(=安心感)について書きましたが、

育児休業給付金の支給期間中はある種の不労所得を得た状態で家にいるので、

捉え方からすると、セミリタイア状態と状況は同じなんじゃないかと思っています。

それゆえ、ちりつもダンクはセミリタイアを目指す人は育児休職を取得した方がいい

と思っています。

なぜそう思うのかの加えて、メリットについて考えを書いてみたいと思います。

 

セミリタイアを目指す人は育児休職を取得した方がいいと考える理由

ちりつもダンクがセミリタイアを目指す人は育児休職を取得した方がいいと考える理由は

育児休職はセミリタイアの疑似体験でになると考えているからです。

そこで、育児休職とセミリタイアの共通点と相違点にも触れつつ、考えてみたいと思います。

先に共通点と相違点についてまとめます。

共通点(=育児休職はセミリタイアの疑似体験であると考える理由)
①自宅にいることが基本
②自分で定めない限り日々の仕事上のタスクがない
②育児休業給付金という不労所得がある
相違点
①育児休職は取得可能期間が決まっている
②育児休業給付金と異なり、セミリタイア中の所得は厳密には不労所得ではない

 

育児休職中は基本的に自宅にいることが基本で、それはセミリタイアも同様です。

また、両者とも仕事という意味で日々のタスクはありませんので、少し強引ですが、

その点についても共通点と言えると思います。ただ、強引と言ったようにセミリタイアはあくまで

「セミ」なので、厳密には日々とまではいかないものの仕事のタスクはあるはずです。

完全にイコールとなると、もはや年金生活者になるでしょうけど、そこは本旨とずれますので省略。

 

また、育児休職中は雇用保険の制度により、育児休業給付金が支給されます。

これは完全なる不労所得です。

セミリタイア状態というのは、

これまでの働き方を辞めても生活を維持する収入源が確保できている状態ですので、

育児給付金はまさにその状態に合致します(育児給付金のみで生活ができる家庭に限ります)。

なお、給付金の制度については、先日書いた過去記事に書いていますし、

詳しく知りたい方は給付金のホームページを見るべきだと思うので省略します。

 

ちなみに、相違点①の話ですが、育児休職は取得可能期間が所属企業により決まっています。

そして、育児休業給付金も支給期間が最大2年と決まっています。

この点はセミリタイア状態と異なる点ですが、

疑似体験をするには十分な期間だと思いますので問題にする話ではありません(笑)

 

育児休職でセミリタイアの疑似体験をするメリット

ちりつもダンクは育児休職を取得して約1年が経過します。

その経験から、

将来セミリタイアを考えていて、ちょうど子供が産まれるという人は育児休職を取り、

セミリタイアを疑似体験することはメリットがあると考えています。

そのメリットはずばり

セミリタイアが自分に合っているかどうか体験ベースで分かる

ことです。

 

前章で説明したとおり育児休職を取得あるいはセミリタイアをした場合、

1日中家にいることになり、その日のタスクというもの自分が定めなければ特にありません。

家に帰っても頭の中は仕事のタスクに追われているような生活とは無縁になりますが、

あえてマイナスな言い方をすれば、ある種日々にメリハリがなくなるという状況とも言えます。

また、セミリタイア後は家にいる以上、家事や子供の世話をやるのは当然です。

それはまさに子供の年齢は多少違えど、育児休職取得中と同じ環境です。

それが本当に自分、そして家庭全体の理想とするライフスタイルかどうか

想像はするものの、実際は体験してみないと分からないことだとちりつもダンクは考えます。

 

特に、ちりつもダンクのように長期に亘って育児休職を取得するとそれがより分かると思います。

育休取得直後は、家に帰っても頭の中は仕事のタスクに追われていて休まった気がしないことや

通勤というストレスから解放されたこと、家族と晩ごはんを一緒に食べられることなど

生活を取り戻した感があり、絶対的に嬉しいんですが、

それが当たり前になってきた時に、自分にとって仕事が常にある方が幸せと感じる人も

いてもいいんじゃないかと思うんですよね。

 

これは、ちりつもダンクは今の会社に勤めているうちに将来的にやりたいこと、なりたい人物像が

ないことに気付いてしまった側なので、その感覚は約1年経っても微塵も感じませんが、

実際に、育児休職を長期間取得した先輩が、早期に切り上げて職場復帰した例も聞いているので、

今の仕事が好きか嫌いかというより、性に合っているかどうかだと思うのですが、

人によって感じ方は違うので、まさにやってみないと分からないことだと思う訳です。

 

もし、セミリタイアした後に、やっぱり働いていたいと思ったとして、

新たな仕事に就くのであれば問題ありませんが、

やっぱり退職した会社に戻りたいと思った場合は

元の待遇には戻れない可能性が高いので単純に損ですよね。

そういった状況を未然に防ぐ意味でも育児休職は有効だと思うのです。

まあ、セミリタイアをして後悔する人はなかなかいないでしょうから、

かなり可能性は低いと思っているのが本音ではありますが(笑)

 

まとめ

セミリタイアを目指す人は育児休職を取得した方がいいと考える理由とそのメリットについて

ちりつもダンクなりの考えをつらつらと書いてみました。

参考になる対象者が少なそうなネタではありますが、

切り口としては面白いし人生設計におけるリスクヘッジになると考えます。

 

また、育児休職は法的根拠のある労働者のみに認められた権利ですので、

留意点はあるものの、取得をためらう必要はありません。

使える権利は使えるうちに使い尽くすのが合理的な(人生をコスパ良く生きる)選択です!

これ、会社では大っぴらに言えない発言ですね(笑)

 

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