先週の株価の上昇は凄かったですね。
特に日本市場が閉まった後の米国の雇用統計のまさかのプラ転は驚きました。
まさに、ポジティブサプライズ。
週明けの日本市場は出だしで一気に持ち上げて、利確が進む可能性が高い気がします。
さて、今日は、【太陽光発電投資は投資の選択肢の1つに過ぎない】
ということをお話ししたいと思います。
まなSUNのパクリネタではあるのですが、
これは大事な話だと思ったので個人的な考え方も含めて1つ記事にしておきたいと思います。
太陽光発電は安定したキャッシュフローを生む投資として広まっていますが、
昨今出回っている案件の収支はなかなか厳しいものがほとんどだと思っています。
これまで何百件案件を問い合わせしていますが、
まず、ほとんどが自己シミュレーションの時点で落第します。
ちりつもダンクの場合、自己資金1割投入でCF40万円以上の案件に取り組むこととしていますが、
はっきり言って、そんな案件はほぼありません。
見かけ上あったとしてもシミュレーションが盛られていることがほとんどで、
まあ、皮算用的に見あうものがありません。
ないなら基準を下げればいいという考えにはちりつもダンクは反対です。
自分で定めた基準で買えなければ、買わないべきです。
他にも投資として魅力的な案件はあります。
ちりつもダンクも旬は過ぎていると分かっている上で、太陽光発電所の案件を探しています。
そういった状況であることは理解しておくべきことだと思います。
簡単な数字の話をするならば、太陽光発電に限らず何かしらの投資をするなら
投資信託で20年運用した時の予想される収益を上回っている必要があると思います。
どんな投資でも投資信託よりは自らの手をかけなければいけないものになりますので、
それに見合うだけのリスクプレミアムがないと割に合わないからです。
世界でも最も安定的な成長を誇る米国のS&P500の平均利回りは6~7%です。
これが複利で増えていく訳ですが、それを超える収益が期待できないのであれば、
普通に考えてS&P500のインデックスETFに投資する方が合理的な判断です。
また、もう少ししたら不動産もある程度安くなると思います。
同じ利回りであれば、太陽光発電所と不動産は資産価値がある分、不動産に軍配が上がります。
ストックビジネスというジャンルに限るならば、
資産形成の王道は株か不動産と考えて良いでしょう。
その中で、太陽光発電投資はFITという期間限定のボーナスステージが生み出した
異形の資産運用であり、先輩発電家が実証しているとおり収益力の高いものですが、
残念ながら【旬はもう過ぎている】のです。
そうであれば、資産運用の王道に目線を戻すべきではないでしょうか?
皆さんの多忙な時間をかけて投資をする訳ですから、
より合理的な選択肢を取っていただきたいと思います。
正直に言いますと、ちりつもダンクも尊敬する先輩事業家(ブログ村にいますw)から、
「これから太陽光を拡大するのは止めた方がいい(=旨みが少ない)」
と助言をいただいたにも関わらず、
その後に太陽光発電所の公庫融資を通したりしている諦めの悪い馬鹿者なのです。
それゆえ、自分より後発組の方に太陽光を安易に勧めることは自分にはできません。
ということで、繰り返しになりますが
太陽光発電投資は投資の選択肢の1つに過ぎない!
そして、買わないことも大事な1つの選択肢です。
投資は自己責任ですからね、自分で決めたことの顛末がどうであれ
自分が責任を取るしかないのです!!
上手く行く可能性がある分だけ、失敗する可能性がある。
それが投資というものなのです。
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