以前、生活費の見直しにおいて電気代の節約が重要という主旨の記事を書きましたが、
これは家計だけでなく不動産賃貸業でも同様です。
具体的に言いますと、共用電灯の電気契約を見直した方がよいということです。
私は2017年から1棟アパートを所有していますが、
引き渡し当初は東京電力の従量電灯の契約になっていましたが、
電気料金明細を見るとほとんど電気を使用していないのにお金を取られているな~と思い、新電力も含めて見直しを行ったというのがきっかけです。
検討の結果、looopでんきに契約を変更し、電気代はかなり下がりました。
その仕組みは東京電力とlooopでんきの料金体系の違いにあります。
まず、東京電力の料金プランは基本的には従量電灯という料金プランになっています。
この従量電灯という料金体系は
基本料金+電力量料金
で構成されています。
要は、使用する電気の量(kWh)に従って課金されるという仕組みです。
基本料金は契約アンペア数ことに決められた料金
電力量料金は電気の使用量×1kWhあたりの料金
という内訳になっています。
例えば、東京電力管内従量電灯Bを例とすると、契約アンペア数が30A、今月の電気の使用量が15kWhであれば
基本料金は858.00円
電力量料金は19.88×15=298.2円
となるので、電気料金は1156.2円といった具合です。
ここでお気づきかと思いますが、
この料金体系は使用量が極端に少ない場合だと基本料金が相対的に高くつきます。
一方、looopでんきの場合、基本料金は0円、電力量料金のみというプランです。
東京電力管内だと、26.4円/kWhなので、先ほどと同条件で比較しますと、
26.4×15=660円
となり、ざっくり500円安くなるという話です。
一棟アパートなどはlooopでんきのような料金体系の電力会社と契約した方がお買い得になるケースが多いと思いますが、
店舗が入っていたり、エレベーターなどが設置されているRCマンションだと電気使用量もそれなりにかかると思いますので、
電気をどの会社、どの料金体系一番安いかはケースバイケースでしょう。
looopでんきと似た料金体系をとっている電力会社は楽天でんき、あしたでんきなどがあります。
実際に見直しをするときはしっかりシミュレーションすることが必要です!
見直しをする時はやっぱり比較サイトが便利です!
私はエネチェンジを使いました!
不動産賃貸業を行っている皆さんなら基本のきかもしれませんが、
何事においても固定費の削減は大事です!
簡単にできることですので、少額だからとは思わずにやってみましょう!
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