めんそーれ!
ちりつもダンクです!
(注)沖縄に所縁はありません
今回は太陽光発電投資における電気代の節約というテーマです。
太陽光発電投資をやったことない人にとっては意味不明ですよね(笑)
それでは行ってみましょう!
太陽光発電所になぜ買電が発生するのか?
太陽光発電所は電気を発電するところなので電気を作り売る側ではないのか?
という素朴な疑問が出てきますよね。
太陽光がパネルに発電に必要な分だけ降り注いでいる場合はその通りです。
しかし、太陽が沈んだ後は太陽光発電所は若干ですが電気を消費します。
以下に太陽光発電所が電力会社へ売電する仕組みの模式図を掲載しますが、
図の中にパワーコンデショナーという装置がありますが、
この装置は太陽光発電所が発電していない時に、
ざっくり0.5~1.5W程度の待機電力(家庭で言うとTV等で発生します)が発生します。
太陽光が出た時に発電できるように準備態勢を取っており、
そのために若干の電気が必要というと分かりやすいですかね。
参照;エコの輪「太陽光発電のしくみと原理・電力買取の流れとは?」https://www.taiyo-co.jp/61123/
そういった理由で太陽光発電所は電気を使う必要があるので、
電力会社との受給契約を結ぶ時には契約プランに応じて電気料金を払う必要があるのです。
どういった電気料金の契約を結んでいるのか
野立て太陽光では「定額電灯」が一般的だと思います。
定額電灯というものは街灯のようにそれほど多くの電気を消費しないもの(=電気メーターを付ける程のものではない)に対して設定される料金体系です。
一方、ちりつもダンクの1号基の場合は屋根上太陽光の全量売電ため
アパートの共用電灯と合わせての受給契約でしたので、
最初から「従量電灯B」で契約していました。
何が違うのかというところですが、
電気料金の契約は接続する機器の電気の使用量によって契約の可否が変わってくるので
太陽光発電所で定額電灯以外の契約をするにはノウハウが発生してくるところでしょう。
要はアパート共用電灯のような負荷が存在するのがミソですよね。
普通の太陽光発電所だとパワコンの電気使用量の少なさから定額電灯になってしまうので、
コンセントを設置して定期的に草刈り機を使用するとか、災害時の非常用電源として活用するとか、
ある程度の負荷の使用を想定した理由付けが必要になります。
まあ、太陽光発電所は自立運転できるところが強みだと思うので、
地域住民の皆さんの非常用電源として使えるようにコンセントは設置しておきたいところです。
事前に説明しておかないと使ってもらえないけど。。。
料金プランによる電気代の差
では、以下にざっくりと低圧の発電所(パワコン9台、月の使用量を5kWhとする)を例に
東京電力の料金単価表から最低料金を比較してみたいと思います。
簡便のため、定額電灯、従量電灯A、Bの3つの比較とさせてください。
①定額電灯
1機器ごとに電気料金を支払います。
そのため、パワーコンディショナーの台数分の料金の支払いが必要です。
電気料金=需要家料金+(小型機器料金+電灯料金)×パワコンの台数
=55円+(239.17円+99.56円)×9=3103円
となります。使用量が5kWhでこれ??みたいな
使用量の割に高い契約だな~って感じてしまいますよね(;一_一)
②従量電灯A
いわゆる基本料金がないタイプです。東京電力の料金単価表を参考にすると
電気料金=最低料金+電力量料金
=235.84円(8kWh以下)+19.88円(電気使用量-8kWh)
って感じですね。パワコンの台数とかが関係なくなるのが大きいですね。
5kWhと仮定しているので毎月235.84円です。
③従量電灯B
東京電力の料金単価表を参考にすると
これは契約すべきアンペア数によって料金が変わってしまいますが、10Aだと仮定して
電気料金=基本料金+電力量料金
=286円+19.88円×電気使用量
5kWhと仮定しているので毎月385円です。
以上のような結果となりましたので、従量電灯Aでの契約を画策するのが良さそうです。
・・・
いやいや、もう一段階あります!
それは次の章で♪
従量電灯Aもいいけどlooopでんきでしょ♪
従量電灯Aって結局一般家庭の契約と同じようなものなんですよね。
となると、これまでにちりつもダンクが書いた
電気代の見直しで生活費のコストダウンを図ろう!や不動産賃貸業における電気代の節約
の記事で書いた基本料金0円のあいつらでも契約が可能になります。
そう、
ですね!
looopでんきは26円/kWhなので、さっきの例と合わせると
月の使用量は5kWhなので、
毎月130円!
圧勝です!!
はい、これが最も発電所の電気代を節約する方法です!
ちなみに、20年間に引き直すと
定額電灯は
3000円×12カ月×20年=720,000円
一方、looopでんきは
100円×12カ月×20年=24,000円
その差は何と696,000円(笑)
1年でも30,000円以上の節約ができるのでやらない理由はないですよね!
フルローンの人だと30,000円の違いはキャッシュフロー比で結構インパクトあるはずです。
楽天でんき(26.5円/kWh)とあしたでんき(26円/kWh)は
太陽光発電所所有者で使っている人は今のところ知らないですけど
多分いけるんじゃないかな~(未検証)。
料金単価的にもあえてlooopでんきを差し置いてトライするメリットがないんですよね(笑)
ただ、楽天経済圏の人は発電所の電気代は5円も変わらないので、
SPUのポイントアップ狙いで楽天でんきを契約するのはありだと思います!
そもそも家庭の電気を楽天にしている人には意味ないですけど、やってないなら0.5倍UPです♪
ちなみに、ちりつもダンクの屋根上太陽光は2017年末くらいからlooopでんきやってたんですが、
当初は最初から従量電灯Bだったこともあり、電気代が安くなって喜んでいたものの
それ程価値のある情報と思っていなかったので変更した時期を忘れてしまいました(笑)
まとめ
太陽光発電所の電気料金の契約はlooopでんきが最安です!
ちょっとした工夫で20年間で69万円の節約効果ですからやるべきでしょう!
ただし、いきなりlooopでんきと契約するのは困難なので(東京電力とかが渋ります)、
まずは販売会社を動かして、従量電灯Aもしくは従量電灯Bで契約することを目指しましょう!
そして、連系開始したら速攻looopでんきに変更すれば一丁上がりです!
ちなみに、連系開始後でも料金プランの変更は可能ですが、
コンセントが未設置の場合、追加工事が発生することになります!
ぜひトライしてみてください!
【おまけ】looopでんきを少しお得に契約する方法
looopでんきは特にキャンペーンがないのですが
ポイントサイトからの利用で少しだけお買い得に契約できます!
ちりつもダンクはポイ活・ANA陸マイラー野郎でもあるので、
主戦場であるポイントタウンから契約しました。
ざっくり2100円分のお小遣いゲットできます。
ポイントサイトとかは怪しいと思う人は無理にやらなくていいと思いますよ♪
ちりつもダンクはかれこれ4年以上ポイントタウン等を使っていますが
デメリットはないと思っているのでオススメしますけどね(笑)
あと、ついでに楽天でんき、あしたでんきでは以下のバナーのようなキャンペーンやっています!
電気代は月100円もいかなくなると思うので、
ポイントを貯めるというより入会キャンペーンポイントを拝借することが目的になるでしょう。
結局どこも2000円程度なので大差ないですね(笑)
コメント
ランキングから来ました。
Loop電気にしています。
お得ですね。
参考になりました。
やすらぎさん
コメントありがとうございます!
looopでんきお得ですよね!
既にlooopでんきにされているとのことで流石だなと思いました!
何か気付いたこととかあればまたコメントください!
はじめまして。
私も基本料金が掛からないのでlooopでんきにしています。
私は現在PPAモデルの営業を行っております。
PPAモデルとは太陽光の無償設置事業です。毎月の電気代を削減しつつ屋根を売電業者に貸すことで、将来的には太陽光システムを自分のものに出来るという事業です。システム導入自己資金は0円です。
不動産や太陽光のブログを多く投稿されているのを拝見し、ご連絡いたしました。
こちらは住宅用ですので畑が違うかと存じますが、アパートやご自宅のお屋根などで可能性があればご説明させてください。
PPAモデルは知っています。
中古不動産への太陽光設置にはとても魅力的な手法だと思っております。
しかし、今のところ、余剰売電を設置する屋根がありません。
よろしくお願い致します。
突然失礼します。いつも楽しく読ませていただいています。
ところで、「定額電灯」→「従量電灯A」にするには太陽光設置業者にお願いしなければならないのでしょうか。電気工事士ならば誰でもコンセント工事、申請などをできるのでしょうか?
所有する4か所のうち3か所は設置業者が遠方の業者で、頼みずらいということもあります。
コメントありがとうございます。
自分の場合、最初から業者に事前依頼をしているので、自分で従量電灯Aへの変更をやったことはありませんが、
従量電灯Aへの変更は単なるプラン変更で一般的な手続きですので、変更する条件さえ満たしていれば自分でも可能です。
必要なことは従量電灯に変更するための要件を満たす負荷があることやコンセントがあることになると思いますが、
必要な負荷の規模が決められているので、それに見合う負荷が必要です。
条件は電力会社にご確認いただければと思います。
コンセント等の設置を自分でやるのであれば、電気工事士の資格が必要です。
事後的に従量電灯へ変更するケースはコトトロさんのブログに実体験ベースで書かれていますので参考にされると良いと思います。