最近、特別定額給付金やら持続化給付金など
給付金という言葉がよく目に飛び込んできますが、
ちりつもダンクはもう1つの給付金の申請を行いました。
これははっきり言って万人に再現性があるものではありません(笑)
その名も育児休業給付金。
これは育児休業(職)を取得した人だけに受給権利のある雇用保険制度の1つです。
育児休業は育児介護休業法に定められた立派な権利でして、
その育児休業中に最大2年間給付金を受け取ることができます。
ただし、育児休業を取得できる期間は所属する企業によって異なります
さて、この給付金ですが、最初の半年間は超大まかに言うと直近6カ月の額面の67%(上限あり)、
その後は50%支給されるのですが、2年目以降も給付金を受け取るには一定の条件があります。
そのうちの1つに保育園に入れようとしたが入れなかった(いわゆる待機児童ってやつですね)
という状況を証明する居住地の自治体が発行する書類が必要なんです。
今回はその書類を取得して、所属企業からハローワークに給付金の延長申請をしてもらうという
手続きが完了したということになります。
あとは、給付金の支給決定が決まれば半年間育児休業給付金が受けて取れることになります。
ここからは、タイトルの話とは少しそれて、
育児休業に関する私見をつらつらと書いていきたいと思います。
ちりつもダンクは子供が産まれるという人生における転機において、
自分として家族と共に過ごす時間を一番大事にしたいと思い、育児休職を選びました。
その判断は良かったと思いますし、結果的にコロナウイルス蔓延という国難にぶち当たり、
一切影響を受けない収入源の頼もしさをより実感することになりました。
偶然ではあるもののまるで年金受給者のような給付金により生計を立てているというのは
何と言うか少し罪悪感のようなものを感じますが、この環境を取得するために
ちりつもダンクは、社内出世を捨てるというサラリーマンとしては割と大きな決断をしています。
妻はともかく両親世代には最初はまあ理解されなかったので面倒でしたけど、
人生一度きりですし、有限の時間を何にどう使うかを最優先に考えるべきだと思っており、
長期育児休職取得というのはその考えの基づいて具現化した1つということです。
一時的ではありますが、現在の生活水準において経済的自由と時間的自由を確保した感覚で、
自律がとても大事ですが、充実した日々を送っています♪
そして、その決断の背景には、育児休業給付金という確固たる収入(まさに期間限定の不労所得)
という経済的裏付けがあったというのはとても重要な判断ポイントになりました。
ちりつもダンクは自分の有限の時間をやりたいことに使いたいと考え、行動していますが、
それに伴い、家族を経済的困窮に巻き込むような判断・行動はしないと決めています。
(結果的に不動産投資のように上手くいっていないものはありますが。。。)
無論、育児休業給付金という経済的裏付けは法の下に保証されている権利ですから、
社内出世コースから外れるということ以外には特段リスクはないと思っています。
ただ、このリスク自体何とかならないものかという思いもあります。
昨今、リモートワークなど働き方改革が叫ばれていますけど、
それ以前の問題として育児の在り方も見直した方がいいんじゃないか?と。
幼い子供の世話をしながら、仕事なんてまともにできる訳ないですから。
そこはすっぱり割り切って、育児休職を推奨すべきだと思います。
今の世の中では、育児休職を取ったらおそらく所属企業でのエリート街道?みたいなものからは
確実に外れるでしょう。
もちろん、ちりつもダンクも育休に伴い人事評価において間違いなく干されていると思いますし、
自分の場合は、干されることを望んでいる達なので、ありがたや!ですが、
大多数のサラリーマンの方々の思考はそうではないですからね。
そういった社内出世を望む企業戦士にも処遇面で不利にならないような人事制度を建前上ではなく、
本気で考えるべきだと思っています。
育児休業取得の推奨は回り回って日本の出生率の上昇に繋がっており、
国家戦略的に拡充(半ば強制)すべき制度だと考えているからです。
ちりつもダンクは育児休職後は復帰しても窓際族として細々と仕事をし、
虎視眈々と自分の事業拡大に精を出す気満々ですが、
そういった福利厚生を真剣に考えられる部署でなら本気出して知恵を絞るかもしれません。
もちろん事業拡大最優先なので、定時退社・飲み会不参加を心掛けながらですけどね(笑)
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