【太陽光発電】パネル配置図を基に防草シートの必要量を精査してみる!

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昨日は、太陽光発電所のアレイ間の最低限必要な離隔距離を算出しましたが、

今日はここで調べた情報を基に、防草シートの必要量を精査してみたいと思います。

 

防草シートの必要量を大まかに把握するためには?

防草シートの必要量を把握するには、いくつか方法があると思います。

まず、大まかな必要量を把握するには、

太陽光発電所を設置する土地の広さを基準に考えれば良いです。

今回もちりつもダンクの鹿児島の発電所を例に考えてみたいと思います。

パネルレイアウト

この発電所の土地は登記簿によると、広さが1345㎡ありました。

それなので、防草シートの最大必要量は1345㎡と言うことができます。

 

しかし、登記簿に記載された土地の全てに敷く必要もないですし、

地形等の理由により、そもそも敷くことができない場所もあるので、

やはり必要量を具体的に検討するには粗い情報となります。

防草シートの必要量を具体的に把握するには?

より具体的に防草シートの必要量を調べるためにどうするのかというと、

パネルレイアウト図を使用して防草シートの必要量を算出します。

太陽光発電所のアレイ間の最低限必要な離隔距離を算出の記事の情報があれば、

パネルレイアウト図からレイアウト全体の寸法を把握できます。

 

まず、前回の離隔距離を算出した式を用います。

この情報に加えて、今回はアレイの水平方向の距離を調べます。

この発電所に使用するパネルの寸法は1650mm×1004mmですので、

横方向はパネルの数×1.65mで算出できます。

一方、縦方向は傾斜がありますので、

水平方向の距離はパネルの縦寸法(1.004mm)にcosθをかけたものが実際の寸法になります。

これらの数字を使って全体の寸法を計算していきます。

 

傾斜角度ごとに寸法が変わってくるので、θ=10°,15°,20°の場合を表にまとめました。

θ L(m) sinθ d(=2.13Lsinθ) Lcosθ (m) 4Lcosθ+3d (m)
10 4.016 0.174 1.485 3.955 20.276
15 4.016 0.259 2.214 3.879 22.159
20 4.016 0.342 2.926 3.774 23.872

なお、一番右の4Lcosθ+3dは、この発電所が縦に4段のアレイを組んでいますので、

4段のアレイとその間の3か所の離隔距離を足し合わせた数字です。

 

これをもとに、イメージ図を作成します。

以下は、傾斜角度15°の場合のパネルレイアウトに2m×25mの防草シート27本(1350㎡分)を

横に2本、縦に13,4本敷設した場合のイメージ図となります。防草シートレイアウト図

防草シートはシート同士は10cm以上重ねて敷設することが基本なのですが、

それを考慮(重ねた部分の実質減少分は縦1.3m=10cm×13、横0.1m)しても

防草シート2.5本分くらい余る(左側の点線で囲まれた部分)可能性があることが分かります。

傾斜角度が10°で施工となった場合は、4Lcosθ+3dが更に2m程短くなるので、

場合によっては更に防草シート2本分減らすことも可能かもしれません。

パネルより南側の敷地の防草シートは減らす訳にはいきませんが、

こういったこと検討は実際に計算・現地確認してみないと分からないことですね。

 

ちりつもダンクが使用しようとしている防草シートはウィードシールドというシートでして、

製造元の白崎コーポレーションのホームページ記載の価格ですと、

1本3万円以上するので27本で何と81万円(税抜)!

防草シート施工にはその他、固定ピン、粘着テープ、施工費などもかかりますので、

このままだと100万円は超えてしまいます。。。

太陽光発電所の1年分のキャッシュフローを軽く吹っ飛ばす高い買い物です(;一_一)

 

実際はこの値段より安く購入しますが、

1,2本ケチって25,6本で発注してしまおうか。。。

とついつい邪念が入ってしまいますね(笑)

だって、

1本ケチるだけで世のサラリーマンパパの1カ月分のお小遣いが出るんですよ?!

そう言うと心揺さぶられませんか?

(注)なお、ちりつもダンクはお小遣い制は断固認めておりません

 

ちなみに、防草シート2.5本分というと150㎡なので、1350㎡の約11%相当ですが、

防草シートを注文する時は損率という値を用いて、発注量に対して

重ね貼りして実質的に減る部分や実際に捨ててしまう部分を予め計上して注文します。

損率は10~15%程度見積もるのが通例のようですので、

この1350㎡という発注量は妥当と言えそうです。

 

ウィードシールドに関する「ゆる募」

この高級防草シートウィードシールドについては、

PVまにあさんがブログに挙げられていますが、

1年以内に10000㎡分以上まとめて購入すると、安く購入できる可能性があるようです!

 

10000㎡は発電所1基1300㎡とすると、8基相当の量になります。

ちりつもダンクは2700㎡分の防草シートを2020年6月頃までに発注しますが、

あと6基分程集まるとこの団体割引が受けられる可能性がありますので、

ウィードシールド敷設を検討されている方がおりましたら、ちりつもダンクまでご連絡ください!

割安にウィードシールドを敷くチャンスです♪

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