2021年4月の発電実績のトレースです。
4月と言えば、Twitterでも話題に上がっていた、九州電力管内の出力制御ですね。
かくいうちりつもダンクの2基、同エリアに保有しており、
4月途中で以下のような記事にもしておりました。
【太陽光発電】出力抑制より怖い?!今年度の九州電力管内の出力制御
実際に、1カ月を通してどのくらいダメージがあったかについても是非ご覧ください。
単月で見ると、約30%マイナスという衝撃のシミュレーション割れです。
シミュレーションは年全体でピークカット減少分は考慮していますが、
出力制御分は元々一切差し引いていないので、
4月・5月はシミュレーション割れをすることは想定していました。
でも、計画値に対して30%マイナスというと印象は悪いですね…
金融機関に実績を見せる工夫しておかないと事業者としてマイナスイメージになりそうです。
ちなみに、九州電力は3%程のマイナスになるように調整すると書面で通達していましたが、
この自己シミュレーションを鵜呑みにして計算すると、
湧水発電所の場合
122556kWh × 3% = 約3676kWh
一方、4月のシミュレーションとの差分は3860kWh
。。。
既に3%超えてますwww
ということで、5月前半は同じ規模の出力制御を食らう可能性が高いことから、
自己シミュレーションに対して年間発電量の5,6%くらいの減少を見込む必要があると思います。
悲しいですけどこれが現実。
九州電力と無制限無保証の電力需給契約を結んだ以上受け入れるしかありません。
でも、九州電力制御方法の検証を求めることが必要な気はします。
昨年までは約3%に収まっていたと言われれいますので、
制御方法の変更で激増はおかしいですからね
長期的に見ると、九州電力管内における電力需要は減少、太陽光の供給電力量は増加
出力制御量は増えていく要素しかありません。
厳しい現実ですね。
さて、話を3号基に移します。
こちらはエース発電所ということで、シミュレーションに対して上振れという結果となりました。
出力抑制を食らっている関係でまだ1度もピークカットしておりませんが、
83.6kWで11000kWh超えはなかなか優秀と言えるのではないでしょうか。
出力抑制に関する話は今月中旬にでも一旦記事にしようかと思います(他にネタがないのでw)。
コメント