2023年5月の発電実績のトレースです。
今月は前年より天気が良かったですが、地域によってその恩恵を受けるか受けないかで
運命が大きく分かれております。
先月も書いてますが、、、
九州電力管内で今年から本格的に始まった「出力代理制御」が猛威を奮っております。
代理制御分は九電の予め公開されている計算式に基づいて精算されてくるとは言われているものの、
計算式の基準となる全体の発電量は他に依存しており、
自分ではその数値を遠隔監視装置などで見れる訳ではなく大変気持ち悪い限りですwww
何よりSIMとの比較というものがデータ上成立しないことになってしまいますので、
この記事で毎月発電量を比較検証していくことにどれだけ意味があるのかという疑念があります。
今後は、後精算で行われた清算金を当該月に割り戻すといった形で
後追いで毎月の発電量を修正することも可能ですが、
電力会社の集計は月末締めじゃないのでこれまた悩ましいという。。。
まあ、おそらくFITという制度が今後改善方向に動くことはないでしょうから、
これから発電事業への参入を考えている方はくれぐれもご注意ください。
このブログは私の発電事業の備忘録と他の皆様への警鐘という位置づけで良いかとw
それでは、実際にどの程度の発電量減少が発生したのかご覧ください。
九州電力管内の発電量は5月も順調に50%程度の出力制御を食らっております。
うん、これは可視化すると余計に辛いですねwww
まあ、どうにもならない話なので、今後この動かせない立地の発電所とどう付き合っていくか
これを考えることに尽きるでしょう。
ちなみに、静岡②発電所は3月に遠隔監視装置のルーターが壊れてしまっており、
部品手配・修繕をまだ行えていない都合、5月もデータが取れていませんでした。
だいたい静岡①発電所より少し少ないくらいの発電量になる傾向なので、
それ以外の故障がなければ近しい値になることを想定しています。
過去の傾向から近くの発電所から-200kWhと想定し仮記載しましたが、
大きく外れた値ではないでしょう。
目下の課題は、今後の九州電力管内の発電所の価値をどう見るかなのかと思っています。
最近のニュースでは火力発電所の制御量を増やす的な話も出ていますので、
そことの兼ね合いも出てくると思います。
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